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松原冬虫夏草とは

岡山大学との共同研究を実施

カイタックグループヘルスケア事業部は岡山大学大学院と共同研究を実施。
その研究成果は、国際学術誌に論文掲載されました。

岡山大学大学院


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弊社の冬虫夏草が紹介されました

テレビ東京系列 テレビせとうち(岡山・香川地区限定)医療経済ドキュメンタリー番組

<番組内容>
『冬虫夏草』の研究食品事業を手掛ける繊維製品総合卸カイタック(岡山市北区)は、岡山大学との共同研究を実施。
冬虫夏草の希少性・重要性が番組内で紹介されました。



テレビ東京系列 テレビせとうち(岡山・香川地区限定)医療経済ドキュメンタリー番組

30年の研究開発を経て無菌養蚕システムが完成 待望の「冬虫夏草」栽培が成功!!

冬虫夏草栽培

近年、中国のコウモリガ冬虫夏草の絶滅が危ぶまれる中、
最も注目されているのが、コウモリガ冬虫夏草の同属種のサナギダケ冬虫夏草です。

多くの機関で研究され、安定生産するのは困難とされていましたが、世界に先駆け国立京都繊維大学松原農学博士と中国の陳瑞英博士のチームが、無菌養蚕システムを応用して安定生産に成功し、国内外の多くの医療関係者から注目されています。

世界初の無菌養蚕「冬虫夏草」栽培システム

無菌養蚕で生育した蚕にサナギタケから採取、厳選した虫草菌を接種します。

サナギは外敵(虫草菌)に侵入され、体内で菌と戦い始めます。昆虫の防衛機構が働き、黒い斑点が形成されます。
異物を撃退し、生きようとするサナギ、そしてサナギを蝕む虫草菌、この熾烈な戦いのなかで特有成分のコルジセピン等が産出されます。

菌は、サナギの栄養を吸い取って徐々に増殖。数日後サナギの中の組織をすべて占領、オレンジ色の子実体が形成され冬虫夏草となります。

開発者の紹介



国立京都工芸繊維大学名誉教授
農学博士

松原 藤好 Fujiyoshi Matsubara

生年月日:1933年生
出身地:熊本県天草

受賞歴1995年 日本蚕糸学賞
1997年 蚕糸科学功績賞(財団法人大日本蚕糸会)
主な著書1975年 カイコの人工飼料育への道(みすず書房)
1988年 蚕糸生産学実験実習書(財団 衣笠会)
1995年 新版生物環境調節ハンドブック(養賢堂)
他、論文等180余
職歴1956年
 
1969年
1986年
1993年
1996年
 
1996年
2001年
京都工芸繊維大学繊維学部
養蚕学科卒業、同助手
農学博士
同教授
逝江農業大学客座教授(中国)
京都工芸繊維大学定年退官
同名誉教授
西南農業大学教授(中国)
山東省農業科学院高級顧問

松原無菌養蚕冬虫夏草開発のあゆみ



1963年国立京都工芸繊維大学で人工飼料の開発
1964年無菌飼育法の確立
1965年無菌養蚕への応用研究開始
1970年無菌養蚕システム完成
1990年無菌養蚕システムによる工場養蚕開始(民間企業・自治体)
1991年冬虫夏草(サナギタケ)研究がスタート
1993年無菌養蚕冬虫夏草(サナギタケ)栽培に成功
2000年日本シルクバイオ研究所設立
2002年冬虫夏草(サナギタケ)商品化

松原冬虫夏草の栽培システム

国内で売られている冬虫夏草製品のほとんどには、「冬虫夏草エキス」「冬虫夏草菌糸体」などと表記されています。
それらにはどのような違いがあるのでしょうか?

「冬虫夏草菌糸体」と記載されている場合は、一般的に合成培地を使用し、菌糸体(根の部分)のみを人工的に培養したものであると考えられます。
また、穀物などを培地に子実体(きのこ)のみを製造したものも国内で流通しています。

本来、昆虫から採れた茸が冬虫夏草と呼ばれています。


サナギタケの栽培方法


日本シルクバイオ研究所の昆虫生体然理栽培を例に解説します。
この栽培方法は、サナギを培地としてサナギタケを成長させます。
日本シルクバイオ研究所では無菌養蚕システムで育てた無菌蚕のサナギを使用します。

サナギタケの栽培の流れ

天然の菌を採取します。
それを分離培養し、成分産出の優良な菌種を厳選します。

サナギタケ菌は天然の冬虫夏草と同種の菌種(コルジセプスミリタリス)松原無菌養蚕システムで蚕を飼育。
桑育蚕のように重金属や薬品などの残留問題が無い安全な蚕が、一年中安定して飼育出来ます。

無菌の環境でサナギタケ菌をサナギに植付けます。
自然界と同じような環境にするため温度湿度などをコントロールします。

※虫草菌は、その胞子によって菌種を判別します。したがって、胞子を形成しないものは、菌の特定はできません。