冬の間に昆虫などの幼虫やさなぎに寄生し、菌糸核を形成し、春から夏にかけて茸を成育させます。 冬が虫で夏には草のように見えることから、冬虫夏草と呼ばれています。 冬虫夏草の代表的な存在が、チベットなどの寒冷高地のコウモリ蛾から生育したシネンシス冬虫夏草(Cordyseps sinensis)で、近年注目されているのが、サナギタケ冬虫夏草(Cordyseps militaris)どちらも人工栽培による量産が困難とされています。 また、含有成分のひとつ、コルジセピンはサナギタケ特有の核酸系の代謝産物であり、その希少性、性質から非常に価値の高い物質です。
30年の研究開発を経て無菌養蚕システムが完成 待望の「冬虫夏草」栽培が成功!! 近年、中国のコウモリガ冬虫夏草の絶滅が危ぶまれる中、最も注目されているのがコウモリガ冬虫夏草の同属種のサナギタケ冬虫夏草です。 多くの機関で研究され、安定生産するのは困難とされていましたが、世界に先駆け国立京都工芸繊維大学松原農学博士と中国の陳瑞英博士のチームが、無菌養蚕システムを応用して 安定生産に成功しました。 世界初の無菌養蚕「冬虫夏草」栽培システム 無菌養蚕で生育した蚕にサナギタケから採取、厳選した虫草菌を接種します。 サナギは外敵(虫草菌)に侵入され、体内で菌と戦い始めます。昆虫の防衛機構が働き、黒い斑点が形成されます。 異物を撃退し、生きようとするサナギ、そしてサナギを蝕む虫草菌、この熾烈な戦いのなかで特有成分のコルジセピン等が産出されます。 菌は、サナギの栄養を吸い取って徐々に増殖。数日後サナギの中の組織をすべて占領、オレンジ色の子実体が形成され冬虫夏草となります。
ドキュメンタリー番組の短縮版をご覧頂けます。 (※短縮版には薬機法に抵触する可能性のある場面は削除しておりますので、ご理解ご了承お願い致します。)
テレビ東京系列 テレビせとうち(岡山・香川地区限定)2017年3月放送 日本産冬虫夏草を世界に
市場に流通している冬虫夏草は同じではありませんので、可能な限り内容をご確認頂いてからご購入下さい。
特有成分コルジセピンの含有量が重要です。 松原冬虫夏草にはコルジセピンが多く含まれています。
培地・栽培方法が重要です。 松原冬虫夏草は蚕を培地に培養しています。
製造国・製造元、1粒に何%含まれているかが重要です。 松原冬虫夏草は国産サナギタケ100%です。